栗蒸し羊羹
お菓子

栗蒸し羊羹

いただきもので食べることはあっても、作るかとなると。

一生懸命むいた栗で甘露煮をこしらえ、瓶詰にして眺めながら思いついた栗蒸し羊羹。

こしあんは前に作って冷凍していたもの使うことに、小麦粉と葛粉で蒸し固めた食感とはどんなものなのか。

ドキドキとワクワク。

正直、羊羹を食べることはあっても、蒸し羊羹って食べたことあったかな?

小麦粉と葛粉の割合がよく分からない。これでいいのか?

手づくりのあんと甘露煮で作ったのだから、おいしくないわけないです。

自分好みの甘さ、ほっくりとした栗。

今日は自分を褒めてあげることにします。よくやったよ

〇 2本分(152×57×40mm)
[蒸し羊羹]
こしあん… 300g
栗の甘露煮… 150g
薄力粉… 15g
葛粉… 10g(水40gと混ぜ合わせておく)
グラニュー糖… 20g
調整水… 適量(今回は大さじ1ほど)

[こしあん]
小豆… 250g
生あん… 500g
グラニュー糖… 200g

[栗の甘露煮]
栗… 300g
水… 400g
グラニュー糖… 200g
みりん… お好みで大さじ1

[蒸し羊羹]
① ボウルにこしあんを入れ、薄力粉・葛粉(茶こしなどでこしながら)・グラニュー糖を順に加えその都度よく混ぜ合わせ、調整水を少しずつ加え混ぜ合わせる

② 型に敷紙を敷き蜜を切った甘露煮を並べ入れ、①を流し入れ軽く数回落して表面をならす

③ 蒸気の上がった蒸し器に②を入れ、弱めの弱火で25分ほど蒸し、型から取り出して粗熱を取る。冷蔵庫で一晩おき、食べやすい大きさに切って完成

こしあんが柔らかく調整水の量は少なめとなりました。あんこを垂らしながら、とろとろと落ちるぐらいのかたさに調節します。

[こしあん]
① 小豆はさっと洗い鍋に入れ1Lほどの水を加え火にかけ、煮立てば水 200mlを加え同量の湯または半量の湯を取って中火で5分煮る、これを3~4回繰り返し行う
※新豆の場合は2~3回。

② 小豆が湯に浸かった状態にして弱めの弱火でやわかく煮て、ざるに上げ煮汁を切り(煮汁はとっておく)すりこ木などでつぶす

③ ②を水をかけながら裏ごし煮汁と合わせ、たっぷりの水を加えあんを沈殿させ上澄みを静かに捨てる。これを3回行い1回目は30分放置、2回目は15分放置、3回目は5~10分放置

④ ボウルとざるを重ね水で濡らし絞った布を広げ③を流し入れ絞り(=生あん)、鍋に移し分量を量り半量ほどのグラニュー糖を加えよく混ぜ合わせ、強火にかけ練り合わせバットに移し粗熱を取る

生あんは水気をしっかり絞ることができず、水を加えずにグラニュー糖と練り合わせることに。

[栗の甘露煮]
① 栗は熱湯に10~15分つけ底を切り落とし、包丁を引っかけて鬼皮をむき、さらに渋皮をむきむいたものから水に放つ。水を取り替え数時間をおくまたは一晩をおく

② 鍋に水・グラニュー糖・みりんを入れ火にかけグラニュー糖を溶かし、①を入れクッキングシートをかぶせ弱めの弱火で50分~1時間ほど煮て冷めるまでおく

栗は下ゆでせず竹串がスーッと通るまで蜜でやわらかく煮ました。

栗蒸し羊羹


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