レトロなショートケーキ

どこか懐かしさを感じるものに惹かれる。

子どもの頃に果物の缶詰めで作ったデコレーションケーキを思い出してさくらんぼをのせた。

間には自家製のいちごジャムを挟み、日焼けしたケーキがレトロ感をアップさせた。

試しに片栗粉を加えて焼いたケーキは口当たりが軽く食べやすい。甘さをもう少し抑えたいが卵の泡立てを考えると砂糖の量を減らすことは可能なのか、またスポンジケーキの世界で迷想しそうだ。

クリームは淡いピンク色を期待してガーナピンクチョコレートを使用。つやのあるクリームとはならなかったけれど、甘いクリームがケーキを引き立てた。

〇 ケーキ型 15cm
全卵… 120g（卵黄3個＋卵白）
上白糖… 69～70g
薄力粉（特宝笠）… 36g
片栗粉（北海道産 馬鈴しょでん粉）… 24g
米油… 8g
牛乳… 8g

米油と牛乳は泡立てた卵の一部と混ぜ合わせたあと、粉と混ぜ合わせている。

スタンドミキサーを使用。溶きほぐした卵は温めず、中速で白くなるまでじっくり泡立てる。

［下準備］
1. 型にオーブンシートを敷く
2. 耐熱ボウルに米油・牛乳を入れ、湯せんにかけ45℃に保温
3. 薄力粉・片栗粉は合わせて振るい、卵が泡立つ頃もう一度振るう

① 全卵に上白糖を加え、ミキサーの高速で1分、中速でもったりするまで泡立て、最後に低速で2分ほど混ぜ合わせる

② 天板を下段に入れオーブンを180℃に予熱する

③ ①の1/4強を米油・牛乳のボウルに加えゴムべらでなめらかに混ぜ合わせ、①に加え混ぜ合わせる。振るった粉をまんべんなく加え混ぜ合わせる

④ 型に③を流し入れ1～2回落とし、オーブンの温度を170℃に下げ30分焼く

⑤ 焼き上がったら衝撃を与え、台にペーパーを広げ逆さにして型からケーキを取り出し、返して網で冷まし袋に入れる

［ホイップクリーム］
生クリーム乳脂肪分42%… 200ml
ガーナピンクチョコレート… 75g
牛乳… 40g

いちごジャム… 60～70g

① 牛乳を電子レンジで温めガーナピンク小さく割り入れなめらかに溶かし冷蔵庫に入れ温度を下げる

② 生クリームを6分立てにし、①を加えつやのあるクリームを作る

③ スポンジケーキを3枚に切りいちごジャムをぬり広げケーキを重ね、表面、側面に②をぬる。残ったクリームは絞り袋に移し冷蔵庫で1時間以上おく

④ ケーキにクリームを絞り、さくらんぼをのせて完成

旬の時期に作ったいちごジャム。