渋皮煮のマドレーヌ
お菓子

渋皮煮のレモン型ケーキ

いつになく冬らしい寒さ。

冷蔵庫のような台所は私にとっても、卵やバターにとっても過酷そのもの。

冷凍庫の渋皮煮を煮直し、しまい込んでしばらく使っていなかったレモン型を棚から取り出した。

色よく焼けたケーキは、ころんと丸くイメージ通りだった。

卵が泡立つのに時間がかかり、溶かしバターを加えると分離したような状態に、慌てて粉を加え手早く混ぜ合わせた。

生地の状態は悪くないけど、焼き上がるまで不安しかなかった。

外側はさくっと焼け、芳しいバターの香り。

焼き立てはふんわり、翌日以降はしっとり。はちみつの余韻のある甘みがおいしさを引き立てる。

おいしくできたからよかったけど、寒さ対策しないとね。

〇 レモン型 8~9個分
全卵… 100g
きび砂糖… 100g
はちみつ… 20g
無塩バター… 120g
薄力粉… 150g
ベーキングパウダー… 4g
塩… 0.8~1g
栗の渋皮煮… 8~9個

[下準備]
1. 型にやわらかくした無塩バターをぬり、強力粉を振り余分な粉を落とし冷蔵庫へ(※バター・粉は分量外)
2. 卵は40~45℃の湯につけ温める
3. 無塩バターに塩を加え、湯せんで溶かし保温(55℃~60℃)を保つ

① 全卵にきび砂糖・はちみつを加え、ハンドミキサーの高速~中速でもったりと白くなるまで混ぜ合わせる。さらに低速で混ぜ合わせてきめ細かく仕上げ、低速で回しながら溶かしバターを4~5回に分けて加え混ぜ合わせる

② オーブンを200~210℃に温める。薄力粉とベーキングパウダーは合わせて振るい、①に加えゴムべらでなめらかに混ぜ合わせる

③ 絞り袋に②を移し型に少量絞り、栗の渋皮煮を入れ7分目まで絞る。オーブンの温度を190℃に下げ20分ほど焼いて完成

渋皮煮のレモン型ケーキ

渋皮煮のレモン型ケーキ

渋皮煮のレモン型ケーキ