里芋と山芋のおでん

あったかいものが食べたい頃合いになってきた。

そう、おでんだ。

機会があって長芋のおでんを作った。

好物の里芋は欠かさず入れるけれど、長芋は初めて。

芋の風味が汁にしみ出て素朴な味わい。ほくほく食感と長芋らしいしゃっきり食感が交互に感じられ、何とも言えないおいしさ。

好きな里芋と大和芋は皮をむかず、畑の大根、卵、仕上げにちくわを入れて。

粘りの強い大和芋は、よりほくほく食感が堪能できる。

山芋のおでん、お試しあれ。

〇 4人分
大根… 24cm
ゆで卵… 4～5個
里芋… 4～5個
大和芋… 16cm
ちくわ… 4本

【A】
だし汁… 1400～1500g
みりん… 大さじ2
醤油… 大さじ1と1/2
塩… 小さじ1と1/2

① 大根は6cm幅に切り皮を厚めにむき、面取りをして片面に十字の切り込みを0.7cmほど入れる。鍋に大根・かぶるほどの水を入れ火にかけ、煮立てばやや弱めの中火で15～20分茹で、水に浸け透き通るまでおく

② 鍋にAを入れ火にかけ煮立つ直前にとろ火にし、大根・ゆで卵を入れふたをして1時間ほど煮て冷めるまでおく

③ 里芋は皮を縦にむき、鍋に里芋・かぶるほどの水を入れ火にかけ、煮立てば中火で3～4分茹で水に取りぬめりを洗い流す

④ 大和芋はひげ根部分の皮を薄くむき、4cm幅に切る

⑤ ②を火にかけ煮立つ直前にとろ火にし、③・④を入れふたをして、もしくは少しずらし40時間ほど煮てちくわを入れさっと煮て完成