春は弁当気分

太くて青々としたアスパラガスに混じって、紫色のアスパラガスが1本。

茹でるとどれが紫色だったのか見分けがつかないほど、鮮やかな緑色で台所に春らしい香りが立込めた。

アスパラガスはさっと茹で豚肉を巻き、ゆずらの卵とフライにしボリュームのあるおかずに。

茹でたけのこは、中心部分を人参、里芋と煮て箸休めのおかずに。

それと、鶏皮の炊き込みごはんを弁当箱に詰めた。

家で食べる弁当もおいしい。

〇アスパラガスの肉巻きフライ 6本分
アスパラガス… 6本
豚薄切り肉（モモまたは肩ロース）… 6枚
うずらの卵… 10個
塩、こしょう… 適量
生パン粉… 適量
揚げ油… 適量

［バッター液］
卵… L 1/2個
小麦粉… 大さじ2強
水… 大さじ1

① アスパラガスは、かたい部分を2～3cm切り落とし長さを半分に切る。鍋に水を2cmほど入れ沸騰させ塩を加え、弱めの中火で下部を1～2分茹で、上部を入れ1分弱茹でざるに上げ粗熱を取る

② 豚肉を広げ塩・こしょうをふり、①を2本取り豚肉を巻きつける。うずらの卵は2個ずつ爪楊枝に刺す

③ 卵と小麦粉を泡立て器でしっかり混ぜ合わせ、水を調節しながら加え混ぜ合わせ、とろ～っとしたバッター液を作る

④ バッター液・生パン粉を順につけ、中温に温めた油でこんがり揚げ、バットに数分おき食べやすい大きさに切る

アスパラガス1本を半分に切り茹で豚肉1枚で巻く。火の通りがよくほどよいボリュームで弁当にぴったり。かたい部分は薄い輪切りにして卵と炒めたり、パスタやスープの具に。

〇鶏皮の炊き込みごはん
米… 1.5合
鶏皮… 1枚

［鶏皮下味］
【A】
酒… 小さじ1/2～1弱
醤油… 小さじ1/2～1弱

［炊き込み汁］
【B】
だし汁… 適量
酒… 大さじ1と1/2
醤油… 大さじ1と1/2
みりん… 大さじ1
砂糖… 小さじ1

① 米は洗ってざるに上げ15～20分おき、鍋に移しBを加え30分ほどおく

② 鶏皮は1cm角に切り、Aを加えなじませる

③ 汁気を切った②を①にのせ炊く

シンプルに鶏皮だけ、または切り昆布や彩りに人参を加えても。