おはぎ
お菓子 ごはん

新物の小豆でおはぎ

新物の小豆を見つけ、心が弾む。秋だ。

しばらくぶりに小豆と向き合う、いつもながら緊張する。

秋から冬にかけ何度となく炊く小豆、冬のおやつにあんこは欠かせない。

上手くできるか楽しみ半分、不安半分。

小豆の炊き方は人によって多少異なり、私の場合は強火でぐらぐら5分煮てびっくり水を加え、これを3回ほど繰り返す。そのすると豆の皮が張りふたまわりほど大きくなる。

そうなったらざるに豆を上げ水を加え、今度は弱火でことことやわらかく煮る。

強火でぐらぐら、弱火でことこと。

どちらも豆の状態をきちんと見極めることで、おいしいあんこができあがるというわけだ。

豆の形も程よく残り、ぽってりやわらかいあんこができあがった。

しつこくない甘さ、いくつでも食べられてしまう。これは危険でしかない。

〇 10~11個
小豆… 200g
きび砂糖… 180g
醤油… 小さじ1/2

もち米… 1.5合
水… 適量
塩… 小さじ1弱

① 小豆はさっと洗う。鍋に小豆・水800mlを入れ、火にかける

② 沸騰したら火を少し弱めぐらぐら5分煮て、水200mlを加え鍋の湯を80~100ml取る。これを3~4回繰り返し、豆の皮が張りふたまわりほど大きくなったらざるに上げる

③ 鍋に豆を戻し、豆の表面から2cmほど上まで水を加え火にかけ、沸騰してきたら弱火で40分ほどアクを取って煮る。豆が見えてきたら湯を加え、豆が浸かった状態を保ちながら煮る。やわらかく煮えたことを確認し、ふたをして20分ほど蒸らす

④ きび砂糖を加え強火にかけ、好みのかたさに煮る。火を止め醤油を加えさっと混ぜ合わせ、バットに移し粗熱を取りラップをかぶせ冷蔵庫で一晩おく

⑤ もち米は洗ってざるに上げ30分以上おき、鍋もしくは釜に移し水・塩を加えて混ぜ合わせ炊き15分ほど蒸らす

⑥ あんこは1個につき60g、ごはんは1個につき40gに丸める。ラップにあんこをのせゴムべらなどで広げ、ごはんをのせ丸めて完成

40分ほど煮たら菜箸を鍋に入れやさしく動かし、ごろごろせずやわらかく煮えていれば火を止める。冷えると締まるので緩く仕上げる。

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