ラーメンのチャーシュー

車を走らせるとあるあるラーメン街道。休みや時間に関係なくお客さんが入っているのは、みんなラーメンが好きな証だろう。

生ラーメンが充実し、おいしいスープ、麺は食べられても、やはりチャーシューがなくてははじまらないと改良を重ねている。

ラーメン屋さんではたっぷりの煮汁で煮て、煮汁をたれに使うことが多いけれど、家庭では醤油をだぼだぼ使うことはできない。そこで表面を焼き付け、酒と水でやわらかく茹で、たれに漬けること2日。

とろっとろで味もしみ込み、卵や海苔、ほうれん草などとのせラーメンの完成となる。

食べる直前に電子レンジで軽く加熱し、ごはんにのせてもおいしい。

〇 2塊
豚肩ロース塊肉… 500～600g×2
酒… 50g
水… 適量

［漬け汁］
【A】
煮詰めた酒… 100～120g
醤油… 160g
砂糖… 小さじ2
にんにく… 2かけ

① 豚肩ロース塊肉は、室温に戻し形を整えタコ糸で縛る

② 鍋にたっぷりの水を沸かす。フライパンに油をひかずに①の脂身を下にして全体を焼き、鍋に移し2～3分茹で水気を切り圧力鍋に移す

③ 圧力鍋に酒・たっぷりの水を加え、落しぶた（蒸し台）をのせ、火にかけ45分ほど茹でる

④ 鍋に酒 200gを入れ火にかけ、煮立てば弱めの弱火で6分ほど半量になるまで煮詰め、醤油・砂糖・にんにくを合わせる。保存袋に半量ずつ移し水気を切った③を入れ、熱が取れたら冷蔵庫で2日おいて完成

⑤ タコ糸を外し薄切りにし、食べる直前に電子レンジで軽く加熱。食べきれない分は冷凍保存する。煮汁はにんにくを取り出し程よく煮詰め、ラーメンのたれ、炒飯のたれに活用。茹で汁はボウルに移して冷まし、冷え固まったラードは鍋に移し加熱。溶けはじめたら火を弱め、全て溶けたら火を止め清潔な瓶に移す