山栗の茶巾絞り
お菓子

山栗の茶巾絞り

山に自生する栗をいただき、圧力鍋で蒸してみた。

小ぶりな栗は鬼皮に張りがありがつやつや、蒸して半分に切りスプーンを入れくるーっと回し中身を取り出す。

食べてみると、味が濃くとても甘いものだった。

このおいしさをそのままに、茶巾絞りにしてみよう。

温かいうちに中身を取り出しなめらかに裏ごし、火にかけて練り合わせず少量の砂糖を加え混ぜ合わせた。

だからか作ったその日よりも、翌日の方が味がなじみしっとり栗そのもの。

まだある生栗はひとまず冷凍庫へ。

〇 山栗の茶巾絞り(栗きんとん)
栗… 適量
きび砂糖… 蒸し栗の重量の10%
塩… 蒸し栗の重量の0.35%(お好みで)

① 栗はさっと洗い、小ぶりなものは包丁の刃元部分を刺し、幅1cmほどの切り込みを入れる

② 圧力鍋に適量の水を入れ、蒸し板またはざるに栗をのせふたをして火にかけ、6~7分加圧し10分ほどおく

③ 切り込みに包丁を入れ縦半分に切り、スプーンで中身を取り出しフードプロセッサーなどで攪拌し裏ごし器で裏ごす

④ ③の重さを量り、きび砂糖・微量の塩を振り入れ木べらでよく混ぜ合わせ、1個30gを固く絞った濡れ布巾で包みひねって形を整えて完成

使用する栗や圧力鍋によって加圧時間を調整。今回は攪拌しさらになめらかに裏ごしたが、粒を残して作ってもいいよう。蒸し栗150gの場合、砂糖15g、塩0.5で5個ほどできる。

山栗の茶巾絞り

山栗の茶巾絞り